授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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環境心理学 Environmental psychology | 選択 | 2 | 1 | 園田 美保 内線: e-mail: | ||
【授業のねらい】 ここで取り扱う「環境」は、家や学校、地域など、日常的な生活環境である。 人の心理・行動と物理的環境とが相互に関係し合っていることを具体的な例から学ぶ。 それにより、自分を含む人間を理解する際に「環境」という視点を取り入れられるようになる。 また、心理学的な視点から物理的環境をとらえ直し、快適な環境セッティングの構築にいかせるようになる。 | ||||||
【具体的な到達目標】 (1)人が環境をとらえる際の特徴を、キーワード・概念を使用しながら理解する。 (2)環境と関連深い人間行動のしくみを理解する。 (3)日常生活や非常時でより効果的もしくは適切な環境行動がとれようになる。 (4)心理学的視点から生活環境を見直すことができる。 (5)環境の心理的意義を知った上での環境設定が行えるようになる。 | ||||||
【授業の内容】 【授業の内容】 1.オリエンテーション(目標、形式、評価方法、予定内容) 2.環境心理学という領域 3.風土や気候と人間行動 4.空間を介した対人行動 5.方向感覚と空間認知の個人差 6.認知地図と経路探索 7.都市での人間行動 8.都市のストレス、郊外 9.危機場面での逃避・脱出行動 10.居住環境の現在 11.職場環境・学校環境(レイアウト、音環境と効率) 12.価値観の多様性を体験する(2DMから) 13.環境評価や価値、態度 14.環境配慮行動 15.総括・振り返り (グループディスカッション) 16.レポート試験 ☆学生がより深く学ぶための工夫 体験型やディスカッションを取り入れる。 講義中に紹介するキーワード等が敢えて省かれている資料を配布し、学生が授業中に完成させるようにする。 毎回の授業内容に沿ったテーマで、授業時間内の小レポートを課す。 | ||||||
【時間外学習】 毎回出てくるキーワードを5~7個取り上げ、理解する。 それらのキーワードを用い、自分や周りの身近な例を探し、記述・報告ができるようにしておく。 | ||||||
【教科書】 羽生和紀「環境心理学」サイエンス社 2008年 (ISBN978-4-7819-1194-6) | ||||||
【参考書】 各回の授業内容に沿って、適宜紹介する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 各回授業での発言・小レポートによる参加度(30%程度)および 最終日のレポート試験(70%程度) | ||||||
【注意事項】 初回授業時には必ず上記の【教科書】を購入し持参すること | ||||||
【備 考】 moodleというe-learningシステムを利用予定。携帯電話を充電した状態で持ってきてください。 |