授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
地域芸術文化研究
選択必修23年  松本 正,田中修二,清水慶彦
内線:7619
e-mail:E-mail tmatsumo@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
大分県下における地域に根ざした芸術活動を取り上げ,地域社会における役割を明らかにするとともに,そこに内在する問題点を考察することにより,新しい地域文化創造に向けての視座を得る。
【具体的な到達目標】
1 雅楽などの日本の伝承音楽,ならびに大分の民謡や神楽などを題材として,地域の伝承芸能への理解を深める。
2 大分県の生んだ作曲家 瀧廉太郎をとおして,地域の音楽文化のあり方を理解する。
3 大分における美術の歴史を知り,造形表現と地域との関係性に意識を向ける。
【授業の内容】
 1 ガイダンス
 2 日本の伝承音楽(清水)
 3 大分県の民謡・神楽(清水)
 4 各地の民謡・神楽(清水)
 5 瀧廉太郎の『四季』(松本)
 6 瀧廉太郎の「荒城の月」(松本)
 7 瀧廉太郎の『幼稚園唱歌』(松本)
 8 瀧廉太郎と地域の音楽文化(松本)
 9 大分の仏教美術(田中)
10 雪舟と大分(田中)
11 大分とキリスト教美術(田中)
12 豊後南画の世界(田中)
13 大分の近代美術(田中)
14 大分と現代の美術(田中)
15 「地方」で表現するということ(田中)
【時間外学習】
・大分市内の瀧廉太郎ゆかりの顕彰碑等を見ておくこと(松本)。
・日頃から大分の歴史と美術文化に関心をもち,できるだけ大分市美術館,大分県立芸術会館等で実際の作品を見ておくこと(田中)。
【教科書】
 授業中に資料を配付する。
【参考書】
 特に指定しない。
【成績評価方法及び評価の割合】
 レポート,小テスト等により教員ごとに評価を行い,それを総合して最終評価とする。
【注意事項】
 出席回数について,評価の前提として次の2つを満たしておくこと。
  ①全体の5分の3以上の出席
  ②各教員のそれぞれの授業について2分の1以上の出席
【備 考】
 なし。