授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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声楽Ⅳ Vocal music Ⅳ | 選択 | 1 | 2 | 栗栖由美子 内線:554-7617 e-mail:ykurisu@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 声楽Ⅳでは,声楽Ⅲで習得した能力に基づき,ベッリーニやドナウディの歌曲をとおして,応用的な歌唱技術の習得とレパートリーの拡大を図る。また,習得した歌唱技術を生かして,小学校歌唱教材を使っての歌唱指導が行えることを目標とする。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.身体の構造と機能にもとづく発声法を理解する。 2.イタリア語の正しい発音を身につけ,歌詞の内容,言葉の意味を理解した上で歌える。 3.ベッリーニ,ドナウディ,それぞれの歌曲における特徴を理解した上で歌える。 4.小学校歌唱教材を使って模範演奏をすることができる。 5.小学校歌唱教材を使って歌唱指導をすることができる。 | ||||||
【授業の内容】 1. 授業のガイダンス 2. 呼吸法:横隔膜と腹式呼吸 3. 発声法について 4. イタリア語の発音について 5. 歌詞の理解 6. 歌曲伴奏について 7. ベッリーニの歌曲について 8. ドナウディの歌曲について 9. 実技指導:歌詞と語感(個人レッスンの形態をとる) 10. 実技指導:演奏解釈 11. 小学校歌唱教材を使っての模範演奏「もみじ」 12. 小学校歌唱教材を使っての模範演奏「おぼろ月夜」 13. 小学校歌唱教材を使っての模擬授業「もみじ」 14. 小学校歌唱教材を使っての模擬授業「おぼろ月夜」 15. 授業のまとめ 16. 実技試験 *2.-10. をおりまぜながら,授業をすすめる。 【学生がより深く学ぶための工夫】 ・個人レッスンの形態をとるが,毎回,公開レッスンとし,他学生の歌唱に対して,コメントする時間を設ける。 ・理解を確認するため,既習曲ごとにノートをチェックする。 | ||||||
【時間外学習】 ・日頃からあらゆる声楽曲に関心を持ち,CD,DVD等をとおして,数多くの声楽曲にふれること,また演奏会に出かけることも重要である。 ・担当教員の指示に従い,歌唱教材の予習・復習をする。 | ||||||
【教科書】 コンコーネ50番・中声用,ベッリーニ歌曲集(全音楽譜出版社), ドナウディ歌曲集(全音楽譜出版社), 教育芸術社発行『小学生の音楽』(1年生~6年生) | ||||||
【参考書】 授業中に適宜,指示する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 期末試験(声楽関係合同試験)60%, 授業への参加度(小テスト,授業時の実技テスト等)40% | ||||||
【注意事項】 各自必ず発声練習をしてから受講すること。 | ||||||
【備 考】 なし |