授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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知能情報処理 Introduction to Artificial Intelligence | 必修 | 2 | 3 | 大隈 ひとみ 内線:7646 e-mail:okuma@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 人工知能とは、人間の知的機能を計算機で実現することを目指す研究分野である。本講義では、人工知能の分野における基礎概念である問題解決と状態空間の探索、論理と推論について学ぶ。特に、種々の探索アルゴリズム、知識表現のための体系とそれに基づく推論方法を学ぶ。また、それらのアルゴリズムを正しく実装する力を身につけ、問題解決に取り組む能力の充実を図る。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1. 人工知能の基礎的な考え方を理解する。 2. 計算機内部での問題の表現方法理解し、説明できる。 3. 探索、推論などの基本的アルゴリズムを問題解決場面で適用できる。 4. 基本的アルゴリズムをC言語で実装できる。 | ||||||
【授業の内容】 1. 人工知能とは 2. 問題解決のための問題の表現方法 3. 探索による問題解決(状態空間と状態遷移図) 4. 〃 (基本的な探索アルゴリズム1) 5. 〃 (基本的な探索アルゴリズム2) 6. 〃 (知識を用いた探索アルゴリズム1) 7. 〃 (知識を用いた探索アルゴリズム2) 8. 〃 (AND-OR木) 9. 〃 (ミニマックス法,アルファ・ベータ法) 10. アルゴリズムの実装(パソコン実習) 11. 〃 12. 〃 13. 〃 14. 〃 15. まとめ 16. 試験 【学生がより深く学ぶための工夫】 毎回、授業内容に関連する演習問題に取り組んでもらう。 | ||||||
【時間外学習】 復習すること。パソコン実習は積み重ね式の授業構成になっているので、授業時間内に演習問題が完成しなかった場合や、やむをえず欠席した場合は、次回までに自習して補っておくこと。 | ||||||
【教科書】 使用しない。 | ||||||
【参考書】 ・小倉久和・小高知宏著:人工知能システムの構成 基礎からエージェントまで,近代科学社(2001) ・C言語プログラミングの入門書 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 期末試験50%、課題(C言語によるプログラミング)とレポート50% | ||||||
【注意事項】 なし | ||||||
【備 考】 なし |