授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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保育の指導Ⅱ Method of Infant Education Ⅱ | 選択必修 | 2 | 2,3 | 田中洋 内線:7557 e-mail:htanaka@cc.oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 保育の指導Ⅱでは,保育の領域「人間関係」における目的,ねらい,内容等に関する基本的な知識を習得し,それらと子どもの人格発達との関連を理解することをねらいとする。この講義では,基礎的な理解の上にたって,実際に保育計画(日案)を作成することを通じ,教材研究の視点を学習する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.保育の領域「人間関係」における目的,ねらい,内容等を理解する。 2.ねらいと内容を幼児期の人格発達と関連させて捉える力を養成する。 3.ねらいと内容を達成するために必要な知識や留意点を身につける。 4.実際に保育計画(日案)の作成を通じて,教材研究の視点を学ぶ。 | ||||||
【授業の内容】 1.オリエンテーションー講義のすすめ方とグループ分け 2.領域「人間関係」における目的,ねらい,内容等 3.幼児教育の基本的なあり方と課題-領域の捉え方 4.幼稚園における領域「人間関係」:生活と遊び 5.保育所における領域「人間関係」:生活と遊び 6.領域「人間関係」指導計画のデザイン 7.保育計画(日案)づくり(1) 3歳児未満 8.保育計画(日案)づくり(2) 3歳児 9.保育計画(日案)づくり(3) 4歳児 10.保育計画(日案)づくり(4) 5歳児 11.領域「人間関係」における環境構成 12.領域「人間関係」と国際化の問題 13.領域「人間関係」と環境教育 14.領域「人間関係」と安全教育 15.領域「人間関係」と教科(生活科)との関係と課題 定期試験 【学生がより深く学ぶための工夫】 保育計画(日案)づくりなどのグループ発表において,その都度,講義内容を踏まえた質疑応答を実施し,領域「人間関係」の目的,ねらい,内容等の理解や子どもの人格発達の基本的な考え方や視点が身についているかを確認する。 | ||||||
【時間外学習】 乳幼児期における社会性や対人関係の発達に関する文献に目を通し,日常的に広く情報を収集しておく。 | ||||||
【教科書】 特定の教科書は使用しない。教員作成のプリント・資料を中心に講義を行う。 | ||||||
【参考書】 三原征次他 著『幼児教育の構造』高文堂出版社 中嶋邦彦・三原征次 編『幼児教育の基礎と展開』コレール社 文部科学省 『幼稚園教育要領』 厚生労働省 『保育所保育指針』 内閣府・文科省・厚労省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 グループ発表+質疑応答(60%)と定期試験(40%)によって総合評価する。 グループ発表に際して,グループでの討議内容や講義内容を踏まえた質疑応答を実施し,そこでのやりとりを通じて,領域「人間関係」の目的,ねらい,内容等の理解や子どもの人格発達の基本的な考え方や視点が身についているかを確認する。 | ||||||
【注意事項】 講義初日のオリエンテーションの際にグループ分けをするので、遅刻・欠席のないように注意すること。 | ||||||
【備 考】 特になし。 |