大分大学 教育学部

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大学院教育学研究科 教職開発専攻(教職大学院)

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教育実践研究報告書

 教職大学院では,高度の専門的な能力及び優れた資質を有する学校教員の養成のための教育を行うことを目的としています。そのため,教職大学院の教育においては実習を重視しています。この実習は「単なる体験」を目的としているのではなく,「経験学習モデル」(図1)に示されるように,学校現場での教育活動全般について体験したことを省察し,省察から得られた知見を理論化し,その理論に基づき新たな課題設定を行い,さらにレベルの高い実践に取り組むといった「理論と実践の往還」を通じて,高度な実践力を修得することをねらっています。これらを通じた学修の成果を,2年次に「教育実践研究報告書」としてまとめていきます。


教育学研究科教職開発専攻 教育実践研究報告書 題目一覧

 ☆ 令和3年度(2021年度)以降の教育実践研究報告書は,大分大学図書館(https://opac.lib.oita-u.ac.jp)でリポジトリ検索することができます。

【令和4年度(2022年度)】

高等学校「美術I」デザイン領域におけるサスティナブル建築を取り入れたSTEAM教育の実践 遠藤 ももこ
児童のコミュニケーション意欲の向上につながる授業の検討 ―英語におけるWTCとその関連項目に着目して― 大島 雅輝
中規模校におけるミドル・アップダウン・マネジメントに関する研究 ―学校マネジメントにおいて主幹教諭が果たす役割を中心として― 小倉 春男
中学校社会科における協調を取り入れた意思決定型学習 梶原 天裕
自律的な学校改善や学校運営を組織的に進めていくための組織開発に関する研究 ―組織内コミュニケーションにおける「対話の質」に着目して― 後藤 誠一
教職員の人材育成に資する目標管理に関する研究 ―管理職の人間観に着目して― 笹島 大幹
高校生のクリティカルシンキング志向性に関する研究 ―構成概念と社会性に着目して― 佐藤 勇大
「防災実践力」の育成に向けた学校の組織開発とリスクマネジメントの方略 津村 俊輝
クリティカルシンキング志向性を高める授業の検討 ―高等学校家庭における自己決定理論に基づく実践― 長野 優
中学生の自己開示抵抗感を低減させる教師の働きかけ 秦 恵梨佳
児童同士が安心して意見を伝え合うための話し合い活動の工夫 ―道徳の授業実践における分析と省察のプロセスを通して― 松村 優吾
知識創造論に基づく学校課題解決型の校内研修に関する研究 山村 寿孝
「教師効力感」を高める学校の組織文化の醸成 ―「心理的安全性」と「専門職の学習共同体」に着目して― 𠮷本 研二
知的障害特別支援学校小学部における年間指導計画の見直し・作成に関する研究 ―個別の指導計画における学習評価を分析するシートの活用とその効果― 渡邉 文代

【令和3年度(2021年度)】

数学の授業において目的意識をもたせる工夫 相田 才寿
小中一貫教育校移行プロセスに関する研究 ―教職員間の連携・協働に果たす主幹教諭の役割を中心に― 伊東 増美
学校の「内発的改善力」を高める学校評価に関する研究 小関 豪
自閉症スペクトラム障害のある知的障害生徒に対するあいさつの返事を身につけるための自立活動の指導 古長 令伊
児童の個性を引き出し生かす指導の工夫 ―特別の教科 道徳を中心に― 里見 日菜
地域の水害リスクを踏まえた適切な判断力を育む防災学習 ―ハザードマップ,災害図上訓練(DIG)を活用して― 白石 遼太郎
初任期教員の力量形成に関する研究 ―公立A小学校における指導教諭の役割を中心として― 種村 由加
数学的に考える資質・能力を育む高等学校の学習方法 ―メタ認知を促す学習― 田村 正樹
ゲストティーチャーと連携した授業づくりの過程 ―打ち合わせ場面に着目して― 中西 俊貴
授業者の解釈例提示の有用性 ―国語科教育における「考えの形成」を支援する手立てとして― 西村 鈴香
類推を活用した中学校数学科授業の実現を目指して ―適切なベースを想起させる発問に焦点を当てて― 針谷 悟太郎
自閉スペクトラム症のある知的障害生徒に対する視覚的な手がかりを用いた自発的な行動を促す指導 樋口 聖真
小学校教科担任制における教員間の協働性に関する研究 ―高学年部会を活用した取組に着目して― 平岡 純子
アイデア創造の活性化につながることを目的とした学校組織におけるミドル・アップダウン・マネジメントの研究 ―学力向上部の取組を通して― 益田 亮
「地域とともにある学校づくり」実現に向けた学校運営協議会に関する研究 ―「共有のサイクル」に着目して― 松井 巳美
どのような他者でも受け入れられる学級づくりに関する研究 ―児童同士の関わりと教師の働きかけに着目して― 松浦 大起
自閉症スペクトラムのある知的障害児における自由な時間の自己選択とそれに伴う要求の指導の検討 松本 栞奈
ピアノの生演奏を通した鑑賞の授業の在り方 ―ショパン「ピアノソナタ第3番」を通して― 森下 国妃子
中学生の数学嫌いに着目した教師の働きかけの在り方 ―生徒の数学に対する態度の変容を通して― 柚木 彩

【令和2年度(2020年度)】

学校経営コース

コア・システムとしての学年部会に関する一考察 ―働き方改革・学校行事の改善の取組を通して― 穴井 一男
自律的に学ぶ姿勢をもつ若手教員の成長に関する一考察 ―若手教員の会・「三部会」を活用して― 小野 薫
「社会に開かれた教育課程」の実現に向けた研究 ―A中学校の生徒の学びと育ちに与える影響を中心にして― 小野 寛也
小規模校における教員間の協働性の構築 ―分掌プロジェクトチームと学年部会の改善を通して― 加藤 寛
教師集団の同僚性を高める授業研究に関する研究 河野 政文
学年部会を活用した若手教員の力量形成に関する研究 ―学び合いを通じた協働の促進を中心に― 城内 一孝

 

教職実践コース

児童が「自分事」として考える道徳科授業の実現を目指して ―発問の種類と機能に着目して― 凌 悠河
授業における指導言の改善 ―逐語記録の分析を通して― 松岡 萌

【令和元年度(2019年度)】

学校経営コース

「社会に開かれた教育課程」の理念実現に向けた研究 ―学校と学校運営協議会との連携・協働を通して― 穴井 有司
学年経営における交換授業の効果に関する考察 ―教員間の「つながり」の構築に着目して― 石井 康孝
中学校における若手教員の育成に関する一考察 ―若手教員のニーズに応じた組織的な支援を通して― 岩本 浩典
めざす子ども像の実現に向けた教員間の協働の促進 ―学校組織開発理論に基づく校内研修の改善を通して― 熊谷 文江
新任教員のモチベーションを引き出す主幹教諭のマネジメントに関する開発的研究 ―新任教員への承認に焦点をあてて― 松丸 真治
「子ども目線」に立つことのできる若手教員育成のための主幹教諭の役割 ―メンターチームを活用して― 四井 江津子

 

教職実践コース

主体的に探究する力を育てる高等学校理科(化学)の授業 ―協同的探究学習の方法的特徴を援用して― 小野 弘嵩
中学校理科における学習効果を高める教材資料の工夫 ―ICTの活用に注目して― 森 裕典

【平成30年度(2018年度)】

学校経営コース

学校の組織改善に関する一考察 ―生徒に向き合う時間を生み出す業務改善の取組を通して― 伊藤 博
教員のレジリエンスを高める職場環境の構築について ―小規模校の環境における一考察― 猪股 良継
学校経営の視点から見た「総合的な学習の時間」のカリキュラムマネジメント 岡田 豊
保護者との協働関係を構築する学校マネジメントの研究 榊原 賢一
学校教育目標達成のための効果的な学年経営の在り方 ―学年主任と主幹教諭のかかわりを通して― 佐々木 求
校内研修・研究を通した人材育成 ―授業スタイルの継承をめざした若手教員とミドルリーダーの育成に焦点を当てて― 松本 俊也

 

教職実践コース

小学校における思考力の育成を目指す学習指導 ―思考の可視化に注目して― 河野 聖羅
算数科における「わかる」授業の指導 ―「教授書」の形式に注目して― 齋藤 史織
総合的な学習の時間における生徒が自ら課題を発見するための工夫 ―別府の伝統工芸品竹細工を題材として― 田辺 涼子

【平成29年度(2017年度)】

学校経営コース

学校・地域の協働の気運を高めるための条件の探究 ―コミュニティ・スクールの開設に向けての取組をとおして― 赤峰 武壽
学校組織の活性化に関する一考察 ―教職員のモチベーションを高める視点を中心として― 大本 良子
メンターチームによる若手教員の授業力育成の学習システムづくり 梶原 秀雄
新学習指導要領に対応した時間割編成の考察 ―カリキュラム・マネジメントの視点から― 後藤 延広
教育活動の改善を図る組織間連携に関する事例研究 櫻井 弘美
効果的なコミュニティ・スクールを構築するためのマネジメントに関する一考察 ―学校と学校運営協議会の一体的運営による実践をとおして― 縄田 早苗

 

教職実践コース

子どもの思考力を育てる小学校の学習指導の在り方 ―「発問」と「答えの追究の仕方」に注目して― 神田 祐樹
「地域」素材を活用した小学校社会科の学習指導 ―「地域の魅力」「地域の課題」に注目して― 細川 航平
「技能の熟達」と「知識の習得」との相即的な実現をめざした英語学習指導 ―「話す」ことを主眼とする学習指導の場合― 矢野 光
子どもが対話的に学ぶ授業実践 ―他者との相互作用を通して考えを広げたり深めたりする場面の設定を通して― 和田 悠佑